アイスクリンとは
「サクサク・サッパリ・ヘルシー」それがアイスクリン
-
アイスクリンの材料は 砂糖・たまご・脱脂粉乳・バナナの香料で乳脂肪分は0.9%、無脂肪固形分は7.6%、乳固形分は8.5%です。
アイスクリンの美味しい秘密、さっぱりとしたサクサク感は乳脂肪分の少ないことにあるんです。
アイスクリンの歴史
-
アイスクリームを日本で最初に味わったのは、勝海舟や福沢諭吉らで、渡米視察(万延元年:1860年)の際にワシントン政府の迎えを受け、船上にてアイスクリームを口にしました。
「珍しき物有り 氷をいろいろに染め、物の形を作りこれを出す これを(あいすくりん)という」と、その帰朝報告書に記されています。
その後明治2年横浜馬車道通りで町田房蔵という人が、あいすくりんとして製造販売したのが、日本で最初のアイスクリームといわれています。 - やがて全国的に広がって、高知では大正10年高知アイスクリーム商工業協同組合を設立し、その当時は130人の組合員が県内各地へアイスクリンの名称で行商をしていましたが、 戦後の物不足やあまり金儲けにならないこともあって、昭和30年ごろには20人でのどかにアイスクリンを売っていました。
-
変化がおきたのは自動車の普及で、道路脇にパラソルを開いたアイスクリンやさんが急増し、県内に100本以上のパラソルの花が咲きました。
このため組合では卸売りもはじめ、1×1=1のアイスクリンの名称でお客様にかわいがられて、今までなんとか頑張ってきております。
その間、アイスクリンの名称が珍しい、1×1=1が珍しい、アイスクリンの商売人が多いということでマスコミに取り上げられ、高知の気候風土にも合い、高知名物アイスクリンとして皆様に親しまれています。
アイスクリンはこうして作られる!!
アイスクリンはデリケート。だから、厳しい品質管理を徹底しています。
-
アイスクリンは、子どもたちにも馴染みの味。
服装や手洗い、徹底した衛生管理をはじめ、材料や分量にも細心の注意を払って製造されています。 -
大きな文字で材料のかかれたプレートで、しっかり確認。
ひとつひとつに“よし”と書かれています。 -
材料を調合。シンプルで昔ながらの味がアイスクリンの命。
調合の加減が大きく左右するだけに、作業は真剣そのもの。 -
材料を加熱して、しっかり殺菌。
小さなお子さまが食べる機会も多い高知のアイスクリンは、安心と信頼も大切。 -
ここでやっと攪拌作業。お馴染みのアイスクリンになるまで約30分。
シンプルに見えて、意外と手間がかかっていました。 -
できあがったアイスクリンは、ここでも慎重にパッケージ。
この日は特に忙しく、みなさん一生懸命に作業していました。